2011年1月10日月曜日

日本映画

PSPでビデオとか映画とかがダウンロードできるようになって、でも見てみたらこれは一般向けでもないんじゃいかなというものばかりであまり目に留めていなかったのですが、今年になって早速2本見ました。

「犬神家の一族(1976年版)」
今更なんですが、ネタの宝庫のような映画でびっくりしました。

それとも、リスペクトしている人があまりにも多いのか。
ほとんど展開は読めているんですが、
とにかく「日本の家」の陰鬱な雰囲気がこれでもかというばかりに
伝わってきて本当にお気に入りでした。

原始的なディレイの強いSEも好きです。
繰り返される探索のテーマ音楽が渋すぎて、途中笑うところを間違えました。

「時をかける少女(1983年版)」
これは大林宣彦監督のものらしいのですが、何か粗いコラージュ感覚と映像テクニックは何かで見たなあと、思っていたら同監督の「ハウス」という映画でした。海外ではKiller Lampshadeで検索すると問題のシーンが出て来るわけ(引っ越したてのころは毎朝これをYoutubeで見てゲラゲラ笑っていました)ですが、こちら「時をかける少女」はギリギリ学生ものの青春物語になっていたので、まあ正式にレンタルできる代物になっていてストアに並んでいる事実にも納得しました。

それにしても、原田知世はこんなだったんですね。


でも2作通して思ったのは、日本の女優の話し方って変わりましたね。
今のドラマなど見ていてもこういうしゃべり方をする人っていませんが、やっぱり俳優のトレーニングのしかたとかが今とは違うんでしょうか。
発声がいい、悪い、とかというよりも何か根本的に違う空気のなかでしゃべっているように聞こえるのは、録音の質が変わったから、というのもあるんでしょうけど。

インプットする時間があんまりないのは今年も変わらないのですが、
せっかくテレビも買ったので、もっとゆったりと映画を見ていきたいものです。

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